【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループA】カタール0-2エクアドル(日本時間11月21日/アルバイト スタジアム)
足を踏まれた瞬間、確かに痛そうだなとは思った。カタール代表MFは苦悶の表情で、1回、2回、3回…最終的には6回転。少々大袈裟にも映る痛がりように、ブラジル代表FWネイマールを思い浮かべる視聴者が現れた。
話題のシーンは56分に起きた。カタール陣内でエクアドルがロングスローを投入。これがカタールボールとなり、FWアフィフがドリブルで仕掛けようとしたところ、エクアドル代表のMFメンデスがカウンターの起点を潰す形でファウルを犯して攻撃を止めた。
こういったシーンは他の試合でもよくあることだったのだが、珍しかったのはファウルを受けた後のアフィフの対応だ。メンデスは足裏を見せる形でアフィフを止めているため間違いなく痛かったのだが、ファウルを受けた後に6回転もして転がり続けたのだ。
この一連のプレーにABEMA視聴者からは「めっちゃ回った、回転数すごいぞ!!」「そんなに転がらんでもええやん草」など回転の多さに驚く声が挙がり、中には「ネイマールリスペクトか?w」とファウルを受けた後にオーバーリアクションをしがちなネイマールに例えるサポーターもいた。
そんな中、ABEMA解説を務めた元日本代表DF槙野智章は「危険なファウルですね。何気ないファウルかもしれないですけど、VARでカードの色が変わってしまうかもしれない」とメンデスのプレーが危険だったことを指摘している。
流石に6回転はオーバーリアクションだったかもしれないが、きっかけとなったタックルが危険だったことには変わりない。幸いにもアフィフはこの試合でフル出場しており、大事には至らなかったようだ。
(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)