ボルシアで活躍中

前回のロシアワールドカップで優勝し、今大会で連覇を狙うフランス代表。しかし開幕前からケガ人が続出しており、メンバー発表後も離脱者が増え、クリストファー・エンクンクやカリム・ベンゼマが欠場となった。

ベンゼマの代役は立てず、25人で大会に挑むフランス。本来であれば26人目として招集されたマルクス・テュラムにとっては大きなチャンスとなる舞台だ。

ボルシアMGでプレイするテュラムは今季大きなブレイクを遂げている。加入初年度の19-20シーズンはブンデスリーガ31試合で10ゴールを記録した同選手だが、昨季は3ゴールに沈んでいた。そんな中で今季はここまで15試合で10ゴールとゴールを量産し、ゴールランキングで2位に付けている。

そんなテュラムにとっては、ビッグクラブへ向けても大きなアピールの舞台となるはずだ。英各紙ではプレミアリーグのクラブがテュラムに注目しており、リヴァプールら強豪が目を光らせていると伝えている。

ドイツで得点を量産するストライカーが、カタールの舞台でどのような結果を残すか。巡ってきたチャンスをつかめるか注目だ。