イングランド代表を勝利に導く2ゴールの活躍を見せたアーセナルFWブカヨ・サカが、喜びを露わにした。
56年ぶり2度目の優勝を目指す前回大会4位のイングランドは、21日に行われたグループB第1節のイラン代表戦を6-2で圧勝した。
この試合で先発に抜擢されたサカは、前半終盤の43分にセットプレーの流れから見事な左足のシュートを突き刺し、チーム2点目となるW杯デビューゴールを記録。さらに、後半序盤の62分には得意のカットインから見事なコントロールシュートを流し込み、2点目を奪取。70分までのプレータイムで圧巻の活躍を披露した。
自身のPK失敗もあってタイトルを逃したユーロ2020決勝のイタリア代表戦以来となる大舞台でのプレーで、見事なリバウンドメンタリティを示した21歳は、イギリス『BBC』の試合後インタビューで喜びを露わにした。
「この気持ちを説明することはできないよ。素晴らしく、嬉しく、誇らしい気持ちだね。良い勝利を得られたし、本当に特別な日になったよ」
「僕らには良いスタートが必要だった。大会に向けて最高のプレーができなかったからね。だけど、僕らがどれだけのクオリティを持っているか、何ができるかをみんなに示せたと思う」
「今日は本当に素晴らしかったよ。だけど、数日後に次の試合があり、また良い結果を残すために、一貫性を保つ必要があるね」
「本当に良い場所にいる気がするよ。ファンからのサポート、愛を感じ、スタッフやチームメイトからのサポート、それだけで十分さ。100%の力を出し切ったし、このシャツを着るたびにそれを続けるつもりだ」
先制点を決めたMFジュード・ベリンガムと共にスリーライオンズを牽引する今大会の主役候補は、25日に控えるアメリカ代表との第2戦でさらなる爆発を目指す。