パリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、自身最後のワールドカップ(W杯)に向けて意気込みを語った。『ESPN』が伝えている。

現在、35歳のメッシは22日に行われるグループC初戦のサウジアラビア代表戦で自身通算5度目のW杯をスタートする。

その初戦に向けた前日会見に出席したアルゼンチンのキャプテンは、一部で報じられる足首の問題を否定。良い状態であることを強調している。

「状態は良いよ。フィジカル面はとても良く、体調も良い状態だ。メンタル的にも肉体的にも、本当に良い状態でここに来ていると思うよ」

「何の問題もないよ。打撲の影響でトレーニングの一部を欠席したり、チームを離れなければならないという噂があったと聞いたけど、そういった話は日常茶飯事だ」

また、大会前から幾度となく語ってきたように、やはりカタールW杯を自身にとって最後のW杯と位置づけているようだ。

「とても特別な瞬間であることは承知しているよ」

「おそらく、これが僕にとって最後のワールドカップであり、自分の夢を実現する最後の機会になるはずだ。本当に幸せで、心から興奮しているし、このワールドカップを楽しみたいと思っている」

「年齢によっても物事の見方が変わると思る。以前はそうしなかったけど、今は細部をより重要視しているのかもしれない。今はより細部にこだわって、今日を楽しむことが大事だと思うようにしているんだ」

最後に、1986年大会以来、遠ざかるワールドカップのタイトル獲得に向けては、昨年のコパ・アメリカ制覇で得た自信が後押しになると考えている。

「(以前のワールドカップ前よりも)気分が良くなったかどうかはわからないけど、大会に勝ったばかりで、とても心強いよ」

「それは違うやり方で仕事をするのを助けてくれ、不安を感じなくなる。自分自身にそれほどプレッシャーをかけず、楽しむことに集中しているよ」

「今のチームは(準優勝した)2014年のチームを思い起こさせ、とても団結し、ピッチで何をしなければならないか、どのようにプレーしなければならないかについて明確だ」

「良いチーム状態でここにいるのは素晴らしいことさ。それがとても自信を与えてくれるんだ」