日本代表MF遠藤航(シュツットガルト/ドイツ)が、FIFAワールドカップカタール2022の初戦ドイツ戦について言及した。

 23日のドイツ戦に向けて調整を進める日本代表。遠藤は脳震とうからの復帰プロトコルを終え、19日から全体練習に参加している。自身の状態については「特に問題はないです」と、回復が順調であることを強調した。

 20日に開幕したカタールW杯。開幕戦では開催国カタール代表がエクアドル代表に0-2で敗れ、21日に行われたグループB第1節ではイラン代表がイングランド代表に2-6の大敗を喫するなど、ここまでアジア勢の苦戦が続いている。そのことについて遠藤は「アジアの国は対戦相手からはどちらかと言うと格下に見られていますし、初戦でヨーロッパの国などと当たりやすいところもあるので、そこらへんの難しさはあると思います」とコメントした。

 続けてドイツ戦に話が及ぶと「ドイツが日本を舐めているとも思わないし、ドイツでプレーしている選手が多いというのは向こうも分かっていることなので、難しさは向こうも同じように感じているのかなと思います。自分たちはドイツに対してチャンレンジするというメンタリティを出すだけなので、やることはシンプルですし、個人的には相手(ドイツ代表)の方が嫌なのかなと思ったりはします」とコメント。「準備はもうできるというか、コンディション的にも別に問題はないと思っていますし、ぶつけるだけっていう感じです」と意気込みを示した。