FIFAワールドカップカタール2022、グループリーグA第1節が現地時間21日に行われた。オランダ代表はセネガル代表と対戦し、2-0で勝利している。終了間際に貴重な追加点を決めたのが、MFデイヴィ・クラーセンだ。
ワールドカップ初戦でなかなか先制できなかったオランダ代表だが、84分にコーディ・ガクポのゴールで均衡を破ると、終了間際にクラーセンが勝負を決めた。
後半アディショナルタイムの8分、誰もが疲れている中、途中出場のクラーセンは大きな仕事をした。GKからのロングフィードで敵陣に入ったオランダ代表は、メンフィス・デパイが持ち込んでシュートを放つ。そのこぼれ球を狙っていたのがクラーセンだ。GKが弾いたボールをがら空きのゴールに流し込んで勝利を決めた。
終盤の足が止まる時間帯、待ち構えて守備に重きを置いても不思議ではないタイミングに、しっかりとゴール前まで走って得点を挙げる。この基本的なことが大会を戦い抜く上では重要な意味をもってくるかもしれない。