日本代表のMF守田英正(スポルティング/ポルトガル)が22日、メディア対応を行なった。
FIFAワールドカップカタール2022で『まだ見ぬ景色を2022』を胸に、ベスト8以上を目指す戦いがまもなく始まる日本代表。初戦のドイツ代表戦まで24時間余りとなった中、守田は「個人としては、子供の頃から憧れていた大会」と憧憬の念を口にしつつ、「代表としてはベスト8に行く、という目標を掲げてここまでやってきました。新しい歴史を作ることに自分が関われたら最高だと思います。日本代表としても個人としても価値を上げていける大会なので、そこに向けてチャレンジしたいです」と闘志を燃やした。
また守田は、左ふくらはぎの違和感により強化試合を欠場し別メニュー調整が続いていたが、19日に全体練習に合流。リハビリ期間中には憂鬱な思いを抱えていたことを吐露した同選手は「初戦に間に合うかどうか、痛みとまではいかないまでも違和感があり、それがいつ解消され、いつ復帰できるか、僕の中でもわからない部分が多かったです。(本大会まで)日数が限られていた分、ナイーブになる気持ちはありました。それでも、少しずつできることが増え、昨日も最初から(全体練習に)合流できたことで、サッカーができることの喜びに立ち返っています」とピッチに立てる喜びを噛み締めている。
そして守田は、自身のコンディションについて「100パーセントに近いところまで仕上がっていますが、心肺機能的な面で、合流が遅れたのが懸念点。ただ、ほぼ万全の状態で戻ってこられてよかったです。負傷した箇所も問題ないですし、初戦に出場するつもりで復帰を目指してきました。最終的なメンバーがどうなるかはわかりませんが、出られればうれしいし、そこへ向けて準備しています」と意気込みを示した。