開催中の「FIFA ワールドカップ カタール 2022」で、日本代表が11月23日、グループEの初戦で強豪ドイツ代表と対戦する。過去4勝の優勝を誇り、18大会連続20回目の出場という格上相手だが、この初戦で日本代表がジャイアントキリングを果たせば、いきなり世界のサッカーファンが度肝を抜かれることになる。左ふくらはぎ痛のため調整が遅れている守田英正だが、22日に行われたインタビューでは「100%に近い状態」と、状態が上がっていることを強調。2戦目以降もコスタリカ代表、スペイン代表と続く戦いに向けて、貴重なボランチが準備を進めている。
―自身のコンディションは。
少し合流が遅れたが、フィーリングは良い状態。試合に対して良い準備ができていると思います。
―何%まで戻ってきている?
心肺機能的なところがあるのでなんとも言えないですが、体の状態は100%に近い状態で昨日は練習に取り組めたと思っているので、問題はないかなと思っています。
-ドイツ戦に向けて。
僕は初戦のドイツに向けて復帰したつもり。初戦が大事というがわかった上で今までトレーニングしてきているので、良い準備できていると思います。監督の采配はわからないが、試合に出たらしっかり活躍したいなと思っています。
-チーム全体の雰囲気は。
歴代の代表のことはわからないですが、僕の感覚ではベテランも若手も、監督、スタッフも含めて意見交換がすごく多い。やりやすい環境ではあると思います。
-戦術面も意見交換多い?
ヨーロッパで活躍している選手も多く、若い選手もやってきた自信があるので、年齢は関係ないのかなと思っています。
-カナダ戦に出られなかった時のメンタルコントロールは。
不安はありましたが、僕の復帰を待っていてくれるメンバーがいたのが心強かったです。僕は自分のことに集中していたので、復帰することだけを考えていました。
-ワールドカップ前に移籍があった。
所属するクラブが、チャンピオンズリーグがあったり大きな舞台があったので、ワールドカップに通じる部分もあるので、移籍というものがワールドカップへの準備に繋がっていたと思います。
-今回のワールドカップはヨーロッパリーグ期間中の開催。コンディション調整の難しさは。
自分自身もそうだったように各国ケガ人も多く、スター選手が辞退する選手も少なくなかった。この期間中にワールドカップがあるというのはヨーロッパ組にとっては難しかったのではないかと思います。
ーどんなワールドカップにしたい?
チーム全体がベスト8に向かっているので、いままでも「(ベスト)16の壁」を超えるという目標を掲げていたが難しかった。今回、それにチャレンジできることに喜びを感じます。国民全員でワールドカップを盛り上げて、ベスト8の舞台に行くことができれば最高だなと思います。
ー日本サッカー界にとっての今回大会の位置づけは?
新しい歴史を作りたいし、日本サッカーを盛り上げる要因になると思うので、それが僕たちになればいいなと思う。選手として結果を残すだけだと思っています。
(『ABEMA NEWS』より)