ヴィッセル神戸の槙野智章が11月23日、TBS系の情報番組「ゴゴスマ」に出演し、カタール・ワールドカップの日本対ドイツ戦のスコアを予想した。

 今大会は『ABEMA』の解説者として現地に入っている槙野は、「この試合の大事なポイントは、センターラインにポジションを取る選手」として、森保ジャパンの遠藤航とドイツのイルカイ・ギュンドアンをキーマンに指名した。

 遠藤については「攻撃と守備においてバランスが取れる選手で、何よりも賢い。どこが危険なのかを常に頭の中でアンテナを張って守れるし、チャンスだと思えば前にも行ける。その意味で、この試合ではかなり重要」と分析する。

 また、鎌田大地について問われると、「ドイツからもかなり警戒されていると思う。マークがより厳しくなるのではないか」と回答。自身が解説してきた試合では、「注目される選手へのマークはものすごく厳しい」と振り返る。ただその分、他の選手へのマークが緩くなると見立てた。

 一方、イルカイ・ギュンドアンについては、「パスだけではなくドリブルでも相手を剥がすような動き。特にゴールに直結するプレーが数多くある」と警戒した。
 
 そのうえで、2-1で日本が勝利すると予想。理由に、森保ジャパンの雰囲気の良さを挙げる。選手からポジティブな言葉が聞けているようで、「ワールドカップ初出場の選手が大半を占めているので、良いサプライズを起こしてくれるのでは」と快挙に期待した。

“にわかサッカーファン”に向けては、「森保監督がメモを取った時は、大体ゲームが動いている」として注目するように勧めた。

 さらに、グループステージを通じての戦い方にも言及。「一番警戒しないといけない相手」に、2戦目で対戦するコスタリカを挙げた。「守備的なチームなので、よりゴールをこじ開けるのが難しい相手。日本は必ず勝利して勝点3を取らなければならないから難しい」と述べた。

 また、自身も出場した前回のロシア大会では、日本代表が1勝1分1敗で決勝トーナメントに進出した例を紹介して、「勝利を目ざし戦うが、最低引き分けに持っていく必要もある」とした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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