ドイツ代表のハンジ・フリック監督が23日、DFB(ドイツサッカー連盟)の公式サイトでコメントした。

 同日、ドイツは日本とFIFAワールドカップカタール2022のグループE第1戦で対戦。前半は圧倒し、33分にはイルカイ・ギュンドアンのPKで先制したものの、後半に修正してきた日本相手に2失点。まさかとも言える逆転負けで、2大会連続の初戦黒星スタートとなってしまった。

 フリック監督は試合後、インタビューに応じた。

「この結果は残酷で失望している。良い流れに乗っていたし、78%のボールポゼッションもあって、リードするに値していた。後半はチャンスを何度か作れたが、残念ながら決めきれなかった。日本はゴール前でより効果的だったね」

「W杯で絶対にしてはならない個人のミスを犯した。もっと良い守備をして、自陣でプレスをかけないといけない。どちらの目標についても、チームとしてもっとうまく対応できるし、そうする必要がある」

 また、大会前から話題となっていた「OneLove」の件(反差別を表し、虹色のマークが入った腕章を巻くかどうか)に足を引っ張られたか、という質問に関しては、以下のように返した。

「ノー。言い訳なんか探していない。それは安直すぎる。日本は非常に良いチームで、よく鍛えられ、戦術的にも鋭敏だった。彼らの強みを発揮し、非常に効果的だった。そして、私のチームからもこれらのものを見たかったはずだ」

 前日のアルゼンチンに続き、アップセットの被害に遭ったドイツ。次戦は日本時間28日4時から、スペインとの重要な一戦に臨む。

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