元日本代表MFの鈴木啓太氏が自身のYouTubeチャンネルで、カタール・ワールドカップの日本対ドイツ(2-1)を振り返った。

 前半に先制を許すも、後半に逆転した試合を、鈴木氏は「凄いね。まず3ポイント取ったのはものすごく大きいし、単純に日本人として嬉しい」と振り返る。

 また、森保ジャパンが後半に逆転した点については「采配が素晴らしかった」として、3-4-3を後半に採用した点を「凄い」と指揮官を称えた。

 33分にPKで先制されて内容的にも劣勢だった前半については、「ミスマッチが多かった」として、マークすべき相手がはっきりせず、相手がポジションを変えた時の対応が難しく「厳しかった。ボールの取り所もほとんど無かった」と分析する。
 
 そのなかで前半には手を加えなかった理由としては、「ちゃんと、ロッカールームで指示を出す。前半は耐えたかったのだと思う」「混乱するのが嫌なのかな」と推測した。

 そして、後半の選手交代については「三笘をサイドに持ってくるのは、勝負。それもハマった。南野も、堂安も、浅野もハマった」と述べる。

 次戦のコスタリカ戦に向けては、怪我の影響でドイツ戦を欠場した守田英正を含めたコンディションの見極めや「26人でどう戦うのか」がポイントになると見立てた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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