今後はどのクラブでプレイするのか

ポルトガル代表としてFIFAワールドカップに出場しているクリスティアーノ・ロナウド。グループステージ初戦ガーナ戦では先発で出場し、65分PKから貴重な先制点を挙げた。

ロナウドはこのゴールで5大会連続得点記録を達成した。このゴールでロナウドの代表通算得点は118となり、このW杯でまだまだ記録を伸ばしていくことになるだろう。

代表ではこのように順調なロナウドだが、クラブでの状況は良くない。先日元所属クラブであるマンチェスター・ユナイテッドを批判する内容のインタビューが公開され、話題を呼んだ。結果クラブはロナウドの契約解除を発表。そのためロナウドは現在無所属だ。代表では間違いなくヒーローだが、クラブでは扱いにくい選手となってしまっている。

そんなロナウドが注目されているのは、W杯終了後の行き先だ。元所属のユナイテッドはW杯終了後、すぐにリーグカップから日程が再開する。しかしここにもうロナウドの居場所はない。

米『ESPN』によると、アル・ヒラルがロナウド獲得の準備を行っているようだ。夏の移籍市場でもアル・ヒラルはポルトガル代表FWの獲得を目指していたが、ユナイテッドに拒否されていた。現在はフリーとなっており、高額の年俸は用意する必要があるが、移籍金はかからない。

ロナウドの意思次第だが、サウジアラビア行きの可能性は低くない。ロナウドは欧州での再スタートを希望するだろうが、難しいだろう。37歳という高齢、得点力は素晴らしいが扱いにくく、さらにクラブ批判までしてしまえば少なくともビッグクラブは手を出さない。中堅以下のクラブはロナウドを雇える資金力がなく、5大リーグで再びサッカーをするのは難しいと考えられる。

W杯でゴールを奪いアピール中のロナウド。すでに就職先の候補は一つ上がっているが、今後どのクラブでプレイするのだろうか。