前線でも存在感を発揮した

イングランド代表はFIFAワールドカップのグループB第2節でアメリカと対戦。互いに攻め込むもののゴールを決めることはできず、スコアレスドローで終了した。この試合で英紙『Daily Mail』はあるプレイに注目している。

それが11分のハリー・マグワイアの敵陣での突破だ。CKのこぼれ球を拾ったマグワイアは左サイドでボールを保持すると、アメリカのティモシー・ウェアの寄せに対して素早くかわしていくと、タイラー・アダムスのプレスにもダブルタッチでかわして中央へと折り返す。

マグワイアのパスは相手にカットされてしまいゴールにはつながらなかった。それでもイングランドの最終ラインでディフェンスリーダーとして構えているセンターバックが敵陣深くで見せた細かいドリブルは、イギリスでも大きな注目を集めているようだ。

同紙によればマグワイアのプレイ動画とともに「ハリー・マグワイアがトリッキー・ウインガーになって瞬間」と特集。マグワイアの左サイドでの技術の高さを見せ「最高のチャンスを生み出した」と称賛している。イラン戦でも高い存在感を発揮したマグワイアだが、攻撃面でも結果を残すことができるだろうか。