アメリカ代表のグレッグ・バーホルター監督がFIFAワールドカップカタール2022・グループB第2戦のイングランド代表戦を振り返った。25日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
アメリカはイングランドを相手に、シュート数で上回り(イングランド8本/アメリカ10本)、コーナーキックでも多くのチャンスが訪れるなど、格上相手に内容で優勢な試合を展開。だが、最後まで得点は奪えず、スコアレスドローに終わっている。
試合終了後、バーホルター監督がインタビューに応じた。
「両チームともにハードワークしたと思う。お互いにチャンスを迎え、全体の努力や結果に満足している。W杯で完封出来ることは、いつでも良いことだ。ただ、セットプレーでの得点が見たかった」
また、この第2戦の結果を受け、グループステージ突破にはイラン戦での勝利が絶対条件に。29日に開催されるこの試合についても、意気込みを口にした。
「(イングランドとの引き分けについて)我々は誇りに思っているが、仕事は終わっていない。火曜日に勝たないといけない。(勝利すれば)勝ち点「5」になることは分かっているし、その勝ち点「5」という目標に集中しなければならない」
良い内容の試合が続くも、2引き分けで勝ちきれないアメリカ。イランとの最終戦は、死闘になる可能性が高そうだ。