FIFAワールドカップカタール2022、グループリーグCのアルゼンチン代表対メキシコ代表が現地時間26日に行われた。アルゼンチンはリオネル・メッシやディ・マリアなどの主力がスタメンに名を連ね、メキシコはギルジェルモ・オチョアなどが先発出場した。

 前節サウジアラビアに1-2で敗れたアルゼンチンにとっては決勝トーナメント進出のためには負けられない一戦だが、メキシコの鋭いプレスを前になかなか思い通りにボールを前に運べない。

 そのまま両者得点を許さずスコアレスドローのまま前半が終了。アルゼンチンは7割近くボールを支配するもシュート1本のみに終わり、メキシコのペースの前半だった。

 後半に入り、アルゼンチンが徐々に押し込む場面が増えてくるも、やはりメキシコの粘り強いディフェンスを崩すことができない。57分にエンソ・フェルナンデスを投入して流れを変えようと試みる。

 それでも流れが変わらないアルゼンチンは63分に2枚代えを行う。そして直後の64分、ディ・マリアからのパスを中央で受けたメッシがそのままペナルティーエリアの外からミドルシュートを放ち、待望の先制点を決める。

 その後、87分、ペナルティーエリア内でメッシからのパスを受けたフェルナンデスが追加点を決め、2-0でアルゼンチンがメキシコに勝利し、決勝トーナメント進出に近づいた。