アルゼンチン代表FWリオネル・メッシがグループステージ突破へ決意を語った。スペイン『マルカ』が伝えている。

26日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)グループC第2節でメキシコ代表と対戦したアルゼンチン。初戦のサウジアラビア代表戦ではまさかの黒星を喫し、チームにとっては絶対に勝たなければならない一戦となったが、前半は相手の強度の高い守備を打開できず、ゴールレスでハーフタイムを迎えた。それでも、試合を折り返して63分にメッシがボックス手前中央から左足のミドルシュートを叩き込んで先制。87分にはMFエンソ・フェルナンデスが追加点を決め、2-0で大会初勝利を収めた。

メッシは試合後、「今日のようなプレーをしなければならないよ」とコメント。負ければ敗退が決まっていたこの一戦に向けた並々ならぬ想いを口にした。

「メキシコは良いプレーをするし、ボールをコントロールしていた。彼らには素晴らしい監督もいるしね」

「前半は自分たちのすべきプレーをしたが、後半はより落ち着いてから自分たちらしいプレーができた。向こうもゴールが必要だったみたいだけど、僕たちは今日絶対に勝たなければならなかった」

また、初戦で味わった悔しさを語りつつも、ポーランド代表との最終戦に向けては必勝を誓った。

「初戦はかなり苦戦したよ。コンディショニングの要素が多く、当然のことではあるけどね。初めてW杯に出場する選手も多いし、日程も良くなかった。言い訳はできないけど、自分たちのすべきプレーができなかった」

「勝負の分かれ目となったプレーが2つあり、それが敗因となったんだ。数センチ単位の問題で追加点を決めれなかったということもある。2-0になっていたら、試合展開が変わっていたかもしれない。だけど、今日からまたW杯がリスタートする。僕らは成し遂げたんだ」

「諦めるわけにはいかない。僕らはここまでコンディションを高めてきていて、最終節は全ての場面でミスは許されないんだ」