森保ジャパンは現地時間26日、FIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)グループリーグ第2戦・コスタリカ戦の前日練習を実施。現地記者がDF吉田麻也(シャルケ)に質問したほか、練習場のの様子をリポートする。
この日のトレーニングは非公開だったこともあり、警備員とペットが休むことができるほど練習中は静かな雰囲気だった。練習後は多くのジャーナリストが待ち構える中、GK権田修一(清水エスパルス)を先頭に日本代表選手が現れ、メディアの質問に応じた。その中に吉田麻也の姿もあった。
吉田麻也はプレミアリーグのサウサンプトンで7年以上にわたり在籍していたこともあり、英語が堪能である。
そんな吉田麻也に「カタールW杯におけるアジア勢のパフォーマンスは、どれほど力になっているのか?」と質問。すると同選手は「サウジアラビア代表のことを言っているなら、そうですね。我々が初戦を迎える前の、彼らの活躍には驚きました。我々はサウジアラビア代表の良さをよく知っていますし、彼らのパフォーマンスが刺激になりましたね」と返してくれた。
吉田麻也の自伝には「中東の選手たちは日本人選手より審判の判定に抗議する」と書かれている。また同選手は以前に「抗議イコール審判に圧力をかけることではありません。日本人選手も判定が間違っていれば、もう少し審判と話し合ってもいいですね」と述べていた。
この審判との関係性について「今回のW杯で審判の判定に納得しない場合、抗議することが多くなると思いますか」と質問。
すると吉田麻也は「このW杯では試合終了の笛まで諦めてはいけません。オフサイドやファウルに関しても、軽く判定してはいけないですね。プレーもとても大事ですけど、審判との話し合いもとても重要になってきます」とコメント。
「コスタリカ戦の主審(マイケル・オリバー氏)は、プレミアリーグでプレーしていた時に何度も主審を務めてました。彼とは良い感じにコミュニケーションを取れると思います」と、コスタリカ戦における主審とのやり取りに対して自信を覗かせた。
(記者:ベーナム・ジャファルザデ)
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