現地時間11月27日、カタール・ワールドカップのグループステージ(E組)第2戦目で、日本代表対コスタリカ代表が対戦。試合は日本時間19時にキックオフされた。

 日本のスタメンは、GKは権田修一、4バックは長友佑都、板倉滉、吉田麻也、山根視来、ダブルボランチは遠藤航、守田英正、2列目は堂安律、鎌田大地、相馬勇紀、1トップは上田綺世というラインナップだ。

 初戦のドイツ戦は2-1で劇的な歴史的逆転勝利を飾り、勝点3を奪取した森保ジャパン。このコスタリカ戦で勝てば、決勝トーナメント進出に大きく前進できる。

 この大一番で、日本は立ち上がりに自陣内で何度か相手にFKを与えるも、選手たちは集中してゴール前でしっかりと撥ね返す。

 攻撃では、13分に堂安が右サイドから侵入してクロスを供給。だが、グラウンダーのボールに中で合わせる選手はいなくてチャンスにはつながらない。
 
 18分には左からの展開で、右サイドをオーバーラップした山根に鎌田がスルーパスを通すも、ギリギリのところでラインを割る。

 少しずつ、日本が押し込み始める。ただ、ラストパスが寸断されたり、相手に素早く寄せられるなど、なかなかフィニッシュには持ち込めない。

 セカンドボールへの反応も良く、自分たちのテンポでボールを動かしながら、攻撃の糸口を探っていく。だが、堅守を誇るコスタリカのブロックの前に攻めあぐねる。38分には遠藤がエリア手前からシュートを試みたが、相手のディフェンスに止められる。

 守備は隙を見せなかったが、攻撃のアクションが今ひとつで、大きな見せ場を作れなかった日本。前半は0-0のスコアレスで折り返す。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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