日本代表は11月27日、カタール・ワールドカップのグループステージE組・第2節でコスタリカ代表と対戦し、0-1で敗れた。

 この試合、伊東純也はベンチスタートで、67分に投入された。交代当初は右のシャドー、失点後の82分以降は右のウイングバックに入った。70分にはペナルティエリア手前でFKを獲得するなど、積極的に仕掛けたが得点には至らなかった。

 試合後に取材に応じた伊東は、ベンチから見ていた前半を「サイドにあまり上手くボールが入っていなかったように見えた」と振り返る。

 実際にピッチに入ってみると、「前のメンバーがほとんど代わって、コンビネーションが難しかった」と述べ、ウイングバックに入ってからは「そこまで(ボールを)受けられない気はしなかったが、時間がなかった。(スコアが)0-0ならば、サイドが空いたと思う」と悔しがった。
 
 一方、初戦のドイツ戦(○2-1)から中3日ながら、疲労に関しては「個人的には大丈夫」と自信を見せる。また、試合後の円陣では、「切り替えよう」と確認したという。

 決勝トーナメント進出に向けては、「ドイツに勝った時には、コスタリカ戦でしっかり勝点をとれればと思ったが、スペイン戦にすべてをかけるしかない」として、次戦は「引きすぎず、プレッシングをかける」と意気込みを述べた。

 森保ジャパンにとって運命の一戦となるスペイン戦は、日本時間12月2日の早朝4時にキックオフ予定だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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