カタール・ワールドカップ(W杯)グループG第2節、ブラジル代表vsスイス代表が28日に行われ、1-0でブラジルが勝利した。

初戦のセルビア代表戦をリシャルリソンの2発で快勝としたブラジルは負傷交代のネイマールが欠場に。代わってフレッジが先発となった。

一方、カメルーン代表との初戦をエンボロ弾で制したスイスは、カメルーン戦のスタメンからシャキリに代えてリーダーを起用した。

立ち上がりからブラジルが押し込む展開とするも、スイスの統制の取れた守備ブロックをなかなか崩すことができない状況が続いた。

そんな中27分、最初のシュートでゴールに迫る。右サイドからのハフィーニャのクロスをヴィニシウスがボレー。だが、シュートはGKゾンマーにセーブされた。

前半半ば以降もブラジルがポゼッションする展開となったが、スイス守備陣の集中した守備の前に好機は作れず前半をゴールレスで終えた。

膠着した前半を終えて迎えた後半、パケタに代えてロドリゴを投入したブラジルが前半同様に押し込む展開で立ち上がっていく。

スイスの徹底した守備に苦戦していた中、64分にはヴィニシウスがGKとの一対一を決めきるシーンを作ったが、VARでオフサイド判定となり、ゴールが取り消しに。

その後、ガブリエウ・ジェズスとアントニーを投入して打開を試みたブラジルは終盤の83分に均衡を破る。ロドリゴのダイレクトパスからボックス左にいたカゼミロが右足ダイレクトでシュートを決めきった。

終盤にかけてはブラジルが試合をコントロール。スイスの反撃を許すことなくシャットアウト勝利とし、2連勝でグループズテージ突破を決めている。