【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループE】スペイン1-1ドイツ(日本時間11月28日/アルバイト スタジアム)

 決勝トーナメント進出へ向け、後がないドイツを絶望に追い込む“グレートセーブ”だった。スペインの守護神ウナイ・シモンのスーパープレーに、「なんで入らないのか」と驚きの声が溢れた。

【映像】ドイツを絶望に追い込むスペイン守護神のグレートセーブ

 話題のシーンは、スペインが1点リードで迎えた73分に起きた。右サイドから中央へとボールを運んだサネのスルーパスに、ムシアラが反応。裏のスペースに抜け出し、GKとの1対1を作り出す絶好の得点機を迎えた。ムシアラは小刻みなステップで歩幅を合わせて右足を振り抜く。しかしスペインの守護神ウナイ・シモンの絶妙なポジショニングの前に、ムシアラのシュートは肩に当たってしまい、ゴールとはならなかった。

 このプレーに視聴者からは「ありえんグレートセーブ」「神ってる」などウナイ・シモンのセーブを称えるものや「ドイツ人なら涙目になりそう」とドイツ代表サポーターの気持ちを思いやるものが寄せられた。

 なお、試合は83分にドイツが待望の同点ゴールを奪いドロー決着となった。それだけに、このスーパーセーブは勝敗を分けるターニングポイントとなった。
(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)