カタール・ワールドカップ(W杯)グループE最終戦を残して首位を走るスペイン代表にMFセルヒオ・ブスケッツを温存する可能性が浮上している。
12月2日の最終戦では日本代表と対戦。勝てば首位通過が決まり、引き分けても突破決定の一戦とあって、ルイス・エンリケ監督が先を見越してブスケッツを使わない采配を振いうるようだ。
ブスケッツは今のスペイン代表にとっても中盤の底で唯一無二の存在であり続けるが、27日に行われた第2戦のドイツ代表戦で1枚のイエローカードを受け、出場停止にリーチがかかっている。
スペイン『マルカ』によると、ルイス・エンリケ監督としてもラウンド16でブスケッツを欠くのを避けたく、34歳の年齢的にも充電の意味も込め、日本戦で先発から外す采配を講じうる模様だ。
また、日本戦で突破の可能性が危うくならない限り、ブスケッツの起用が見送られるとされ、代わりにアンカーを務める者にセンターバックでプレーが続くMFロドリか、MFコケが候補だという。