グループ最終戦で日本と対戦、ルイス・エンリケ監督が前日会見に対応
カタール・ワールドカップ(W杯)のグループEで首位に立っているスペイン代表は、12月1日(現地時間)に日本代表と対戦する。この試合、引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まるスペインだが、ルイス・エンリケ監督は、あくまで勝利を目指す姿勢を強調した。
日本が第2戦でコスタリカに0-1で敗れたことについて「どんなチームにも負けることはあり得る」と話し、「我々のほうがポゼッションは高くなるかもしれないが、相手は走れるチーム。そして高い位置からプレスをかけてくる。我々はビルドアップをして、チャンスがあればゴールを狙いたい」とコメントした。
そして日本について「非常に良く機能している」と言い、「オリンピックでも対戦した。たくさんの日本の選手がヨーロッパで活躍している。日本は素晴らしくダイナミックで速い。プレッシャーも掛けてくる。鎌田も素晴らしい、遠藤、久保、南野も素晴らしいトッププレーヤーだ。明日は、私たちにとってテストになる。苦戦するかもしれない。オリンピックでも1-0で勝ったが苦戦した。日本はドイツに勝っている。明日は素晴らしいテストになると思う」と、MF鎌田大地(フランクフルト)、MF遠藤航(シュツットガルト)、MF久保建英(レアル・ソシエダ)、MF南野拓実(ASモナコ)の4人の選手の名前を挙げて警戒心を示した。
スペインが優勝を目指すうえで、日本戦が自分たちの力を図るうえでも意味のあるテストと位置付けたルイス・エンリケ監督。日本はスペインを苦しめ、決勝トーナメント進出の切符を手にすることができるだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)