前半11分、モラタのゴールでスペイン先制
森保一監督の率いる日本代表(FIFAランキング24位)は、現地時間12月1日(日本時間2日4時)にカタール・ワールドカップ(W杯)グループE第3戦でスペイン代表(同7位)と対戦。前半11分に失点し、その後にピンチを迎えたなか、フジテレビで試合解説を務める元日本代表監督の岡田武史氏が「誰も見ていない」と指摘し、元日本代表MF小野伸二(北海道コンサドーレ札幌)も「声かけているのか」と言及した。
序盤はいい形で入った日本だったが前半11分にスコアが動く。右サイドから攻め込まれると、DFセサル・アスピリクエタにクロスを放り込まれ、最後はFWアルバロ・モラタにヘディングシュートを叩き込まれた。
その後もスペインにパスを回される展開が続くなか、前半24分にアスピリクエタがドリブルで持ち上がり、モラタが吉田の背後を突いてエリア内のスペースへ抜け出す。モラタが起点となり、あと一歩でゴールというチャンスを作り出した。
このシーンを受けて、岡田氏は思わず「モラタが走っているのを誰も見ていない」と指摘。一方の小野も「板倉選手が声かけているのか」と最終ラインの連係について言及し、押し込まれる展開に不安を募らせていた。(FOOTBALL ZONE編集部)