12月1日(日本時間2日)、カタール・ワールドカップの日本対スペインが行なわれ、日本が2-1で勝利した。
日本は11分に失点。しかし後半に入ると、48分に堂安律が同点ゴールを奪い、51分には田中碧も得点を決め、見事に逆転勝利を飾った。
負傷明けの冨安健洋は68分から途中出場。さすがの守備対応を見せ、右サイドに安定感をもたらした。
多くの時間でベンチから戦況を見た冨安は、冷静にスペイン戦を振り返った。
「プランどおりと言うか、ビハインドの状況になって、後半、よりアグレッシブに行くというところは、試合前のミーティングでも話をしていました。それを体現できたかなと思います。ただ、プランは立てていたけど、それを実際にピッチ上で表現するのは簡単ではない」
では、なぜスペイン戦ではプランどおりにゲームを進められたのか。冨安が立役者に挙げたのは同点弾を決めた堂安だった。
「1点を取った律が流れを変えてくれたと思います」
確かにスペイン戦の逆転劇は、堂安が左足を振り、ネットを揺らさなければ起こらなかっただろう。
ちなみに冨安は怪我の具合について「今日、20分強、試合に出れたので、良いコンディション調整になった」とコメント。果たして次戦、決勝トーナメントのラウンド・オブ・16のクロアチア戦までには状態が上がるか。冨安のプレーに注目だ。
構成●サッカーダイジェスト編集部
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