日本代表のMF伊東純也(スタッド・ランス/フランス)が、2日に行われたFIFAワールドカップカタール2022・グループE最終節スペイン代表戦を振り返った。
今大会で“ベスト8”以上を目指す日本代表は最終節でスペイン代表と対戦し、2-1の逆転勝利を飾った。W杯優勝経験国を抑え、グループE首位通過を決めたことについて、伊東は「勝てて嬉しく思いますし…本当に良かった」と喜びに浸りつつ、「マジででかい(勝利だ)と思いました(笑)。次に行けるというのは本当に嬉しいですし、まだ帰りたくなかったので。本当にでかいっていう感じです」と快哉を叫んだ。
また伊東は、同点シーンを振り返った。1点のビハインドで迎えた48分、同選手が相手左サイドバックにプレスをかけ、そこからMF堂安律のゴールに繋がったことについて、伊東は「後半の入りのところは、自分と(三笘)薫がサイドバックまでプレッシャーをかけようという話でした。サイドバックに入った時に、こっちを見ていなかったので取れるなと思い、うまくボールを奪えました」と述懐。続けて「本当に律のスーパーゴールでしたけど、あそこは前から嵌ってましたし、早い時間でゴール取れたのは大きかったと思います」と狙い通りの形だったことを明かした。
その反面、前半は無理にボールを取りに行かず、ブロックを組む守り方を選んだ日本代表。ドイツ戦と同様に苦しい45分間を過ごした伊東は「前半は本当にブロック作って、引き込んでカウンターというのを狙ってしました。本当にもう1対1でやらせない、我慢したら絶対にチャンスはくると思っていました。我慢して我慢して、本当は失点しない方が良かったんですけど…。最少失点に抑え、後半に臨むというのは最低限だったから、それで後半逆転できたかなと思います」と振り返っている。