3試合全てに先発出場し、首位突破に貢献

 日本代表DF板倉滉はカタール・ワールドカップ(W杯)のグループリーグ3試合全てに先発出場し、決勝トーナメント進出の立役者の一人となった。スペイン紙「マルカ」はグループリーグにおける発見だった選手の1人として板倉をベストイレブンに選出した。

 板倉は4バックではDF吉田麻也とセンターバックでコンビを組み、3バックに変更した際は右のストッパーを務めた。安定した守備はもちろん、初戦のドイツ代表戦では正確なフィードをFW浅野拓磨に送り届け、決勝点を演出。攻守両面で貢献した。

 マルカ紙はグループリーグで台頭した「大発見イレブン」を選出。そのうちの1人として板倉が選出された。昨シーズンはドイツ2部のシャルケで活躍し、今季は同1部ボルシアMGでプレーする板倉の存在がスペインにも“見つかった”ようだ。

 板倉の他には、ビッグセーブ連発で強豪アルゼンチン代表の撃破に貢献したサウジアラビア代表GKモハメド・アルオワイスや、そのアルゼンチンのFWフリアン・アルバレスらが名を連ねている。

「マルカ」紙が選んだグループリーグの大発見イレブンは以下の通り。

システム:4-3-3

GK
モハメド・アルオワイス(サウジアラビア)

DF
ラミン・レザイーアン(イラン)
ジャン=シャルル・カステレット(カメルーン)
板倉滉(日本)
アントニー・ロビンソン(アメリカ)

MF
ソフィアン・アムラバト(モロッコ)
テイラー・アダムス(アメリカ)
エンソ・フェルナンデス(アルゼンチン)

FW
モハメド・クドゥス(ガーナ)
フリアン・アルバレス(アルゼンチン)
イスマイラ・サール(セネガル)(FOOTBALL ZONE編集部)