12月4日、森保一監督がクロアチア戦に向けた公式会見に出席した。
悲願のベスト8進出を懸けたラウンド16のクロアチア戦を翌日に控え、指揮官は力強く意気込んだ。
「まずは厳しいグループリーグを突破して、明日の決勝トーナメントのクロアチア戦を楽しみにしています。ここまでの準備期間では、選手たちが非常に落ち着いて良い準備をしてくれています。タフで厳しい難しい試合になると思いますが、選手たちには積み上げてきたものを、思い切って自分たちのプレーを発揮してくれればと思います」
クロアチア戦のポイントとしては「明日の試合に関してはまずは総合力で戦っていきたいです。120分の戦いを見据えると5+1の交代枠を使えますし、チーム全員で試合をつないで、勝利を勝ち取りたいです」と語った。
またクロアチアの印象についても改めて言及。
「できればどことも当たらずに勝ち進んでいきたいですが(笑)、クロアチアは世界的にもトップクラスの選手がいる前回のロシア・ワールドカップで、ファイナリストになった非常に素晴らしいチーム。もちろん勝利を目指して戦うことに変わりませんが、リスペクトしているチームです。
チームの印象は非常に賢く戦える試合巧者だと感じます。いろんな流れに対応できる部分、前回のロシア大会でも延長戦を3試合戦い、決勝に進んでいます。慢強く戦えるタフなチームだと思います。難しい試合になるはずですが選手たちは燃えて戦ってくれるはずです」
クロアチアと言えば、広島時代に指導したミハエル・ミキッチが思い浮かぶという。
「彼とは素晴らしい思い出があります。彼からいろんな情報が漏れないように(笑)。ジョークです」と会場を沸かせた。
試合は現地時間12月5日の18時(日本時間は5日の24時)にキックオフされる。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト特派)
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