イングランド代表MFジュード・ベリンガム(ドルトムント/ドイツ)にチームメイトからも称賛の声が上がっている。4日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
FIFAワールドカップカタール2022・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)が4日に行われ、イングランド代表はセネガル代表と対戦。39分にジョーダン・ヘンダーソンのゴールで先制すると、45+3分にはハリー・ケインが、57分にはブカヨ・サカが追加点を挙げ、3-0で快勝した。
この試合に先発出場したベリンガムはヘンダーソンの先制点をアシストしたほか、2得点目の起点にもなるなど、76分までプレーし勝利に貢献。データサイト『OPTA』によると、19歳158日の同選手は、元イングランド代表FWマイケル・オーウェン氏(18歳198日)に次いで、10代でW杯の決勝トーナメントに先発出場した史上2人目の選手に。また、イングランド代表としては1966年大会以降、アシストを記録した史上最年少選手にもなった。
試合後、今大会ここまで全4試合に出場し、好パフォーマンスを見せ続けているベリンガムについて聞かれたチームメイトのフィル・フォーデンはイギリスのテレビ局『ITV』で、「彼はまだ若いし、あまり大げさにはしたくはないけど、彼は僕が見てきた中で最も才能のある選手の1人だ。彼のプレーには弱点がない。世界最高のミッドフィルダーになると思うよ」と絶賛した。
また、先制点を挙げたヘンダーソンは『BBC』で「いいことばかりを言い続けることはできない。なぜなら、まだ一回限りだからね。彼はまだ若いし、フットボールをプレーさせ続ける必要もあるけど、彼は本当に素晴らしいよ」と賛辞を送った。