スペイン代表は、カタール・ワールドカップのグループステージ最終節で日本代表に逆転負けを喫し、2位通過となった。

“悪童”として知られた元イタリア代表FWのアントニオ・カッサーノは、自身のインスタグラムの動画で、スペインが日本に負けたのは「自業自得」だとしている。

 初戦でコスタリカに7-0と大勝したスペインは、日本戦でも前半を支配し、先制点を奪いながらも、後半に逆転を許して敗れた。ベスト16に駒を進めたが、日本に敗れたことで批判を浴びせられている。

 日本との試合前から、スペインがあえて2位通過を狙う可能性を指摘する声もあった。決勝トーナメントでグループFを2位通過したクロアチア、そして準々決勝でブラジルと対戦する可能性を避けられるからだ。

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 カッサーノは「ルイス・エンリケが怒っていたけど、理解できる。何かがうまくいかなかったと言う印象だったからね。前半は試合だったが、ある時点で、彼らはちょっとずる賢さを出したんだと思う。真剣に試合をしなかったという意味だ」と述べた。

「失敗とは言いたくないが、まったく気に入らなかった。人生では自業自得というものがある。彼らが頭の中で計算をしていたかもしれないからだ。クロアチアにブラジルと重要なチームに当たらないようにしよう、とね。だがベスト16で敗退する恐れだってあるんだ。確かにモロッコとの対戦になるが、結局は彼らを倒さなければいけないんだからね」

 そのスペインは現地6日に、モロッコとの決勝トーナメント1回戦に挑む。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部