森保一監督率いる日本代表は6日、FIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)決勝トーナメント1回戦でクロアチア代表と対戦する。そんなクロアチア戦を前に、ガンバ大阪を退団して京都サンガに加入したFWパトリック(35)が森保ジャパンにエールを送っている。

 パトリックは日本への帰化を目指す中、日本語の勉強に励む自身の姿や学習の成果をSNSに投稿していることでJリーグファンから数多くの応援メッセージを受け取っている。またカタールW杯出場こそ叶わなかったが、昨年10月にブラジルメディア『BAND SPORTS』のインタビューで「日本代表は(ストライカーの)ポジションが欠けているし、僕が帰化を望んでいることを代表監督は認識しているよ」とコメントを残していた。

 また今月2日のスペイン戦では、試合終了後に喜びを爆発させる自身の姿をツイッターに投稿。「日本ナイス。日本大好き」とコメントを残すと、日本のサッカーファンから祝福のメッセージが数多く寄せられていた。

 そんなパトリックはクロアチア戦キックオフ75分前に「日本バモス。みんながんばってください」と日本国旗の絵文字を添えた上で投稿。「ありがとうパトリック」、「パト、京都サンガでもがんばれ!」、「本当にいい人」、「一緒に戦おう!」といったコメントが寄せられている。

 なおパトリックはガンバ大阪やサンフレッチェ広島でプレーしていたが、今季限りで契約満了によりガンバ大阪を退団。今月5日に京都サンガ加入が決まると「神に感謝します。京都サンガF.C.からいただいたこの機会をとても光栄に思いますし、強化部、監督からの信頼にも感謝します。このクラブのため、私の最良を毎日尽くすことを約束します」

 「私にとっても新たなるチャレンジとなります、タイトル争いをしたいとも思いますし、私自身の歴史をこのクラブにも残したいと思います。このユニフォームを纏い、サポーターの前に立つことを楽しみにしていますし、いつもスタジアムで我々を支えてくれる彼らのため、ゴールや戦う姿勢を見せ、ピッチで多くの喜びを届けたいと思います」と京都サンガ公式サイトを通じてコメントを残している。