レアルなどビッグクラブも関心

FIFAワールドカップ・カタール大会の決勝トーナメントのラウンド16で日本はクロアチアと対戦する。日本の前に立ち塞がるのは、ビッグクラブが注目を集める20歳の若きセンターバックだ。

4年前の準優勝に輝いた主力が今もけん引するクロアチアの中で、新たな顔をなっている男がヨシュコ・グヴァルディオルである。今大会はグループステージ全3試合に出場しており、主力として活躍。デヤン・ロブレンとともにセンターバックを組むと、2試合でスコアレスドローを記録するなど、3試合で1失点に抑えた。

またビルドアップや足元の技術にも長けており、左足から繰り出されるキックで攻撃の起点にもなれる。ルカ・モドリッチを中心とする鉄壁な中盤へパスを通す役割を担っているのだ。若き才能は日本の大きな壁となるだろう。

そんなグヴァルディオルには、チェルシーやレアル・マドリードといったビッグクラブからの関心も噂されている。前田大然や浅野拓磨が最前線に入った場合は、彼に前に入れさせず、足元に難のあるロブレンに下げさせるようなプレッシングをかけていきたい。20歳という若さでクロアチアの守備陣をけん引するグヴァルディオルは日本にどのようなパフォーマンスを発揮するか。