森保ジャパンの健闘を称えながらも、納得が行かない部分があったようだ。

 現地時間12月5日に行なわれたカタール・ワールドカップの決勝トーナメント1回戦で、日本代表は前回準優勝のクロアチアと対戦。1―1で突入したPK戦の末に敗れ、目標のベスト8に手が届かなかった。

 元日本代表の城彰二氏は試合後、自身のYouTubeチャンネルで、4人中3人失敗したPKに苦言を呈した。

「PKは運じゃない。蹴る人の責任だし、相当な重圧があったと思うけど。(南野拓実が止められた)1本目からあれだと難しい」

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 1998年のワールドカップに出場したストライカーは「(助走が)すごく短い。短いと読まれやすい。それであのコースでしょ。緊張もあったんだろうね」と10番が蹴ったキックのコースの甘さを指摘した。

 さらに、キッカーの決め方も疑問視。「びっくりしたのが、PKの時に『1番だれ蹴る?2番だれ蹴る?』ってやってたでしょう。あの場で決めたんだよね。普通、あんまりそういうことないんだよ。ある程度順番は決めているんだよね。キックが上手いとかPK得意がとか。(それらを踏まえて)監督が決めたほうがよかった」と選手任せだった点に意見した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部