現地時間12月5日、カタール・ワールドカップ(W杯)のラウンド16で、日本はクロアチアにPK戦の末、敗れた。

 大会初戦のドイツ戦(2-1)で負傷してコスタリカ戦(0-1)とスペイン戦(2-1)を欠場していた酒井宏樹は、75分から途中出場。右のウイングバックとして、攻守に奮闘した。

 試合後に取材に応じた酒井は、「結果は受け止めないといけない。足りなかったというのが正直なところ。結果を掴み取れなかったのが、足りなかったということ」と悔しがった。
 
 また、クロアチアには「試合を決めるような選手がいて、劣勢のなかでも振り出しに戻す選手もいる」として、日本は「1-0を守れなかった。1-1になってから2-1にできなかったのは課題」と指摘する。

 一方、3人がシュートストップされてのPKでの敗戦となったが「蹴った彼らの勇気は称えたい。外したからダメだったわけではなくて、僕ら26人が託した5人だった」と振り返った。

 3回目のワールドカップとなった32歳は、日本代表での活動について「自分から引退なんてことは、言うべきではない」と代表引退を否定。「呼ばれなくなった時に自然消滅になる」と真意を語り、「クラブのパフォーマンスに集中したい」と前を向いた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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