カタール・ワールドカップ(W杯)のラウンド16で力尽きた日本代表について、イギリス『BBC』の解説者勢が勝負の行方を決したPK戦の不出来を指摘している。

グループステージでドイツ代表、スペイン代表とW杯優勝経験国を連破して首位突破を決め、16強入りした日本。5日のラウンド16では前回準優勝のクロアチア代表と激突して前半終盤に先制したが、後半に追いつかれ、延長戦の末にPK戦を迎えた。

日本の先行でスタートしたPK戦だが、4人目までに1番手のFW南野拓実、2番手のMF三笘薫、4人目のDF吉田麻也が相手GKにコースを完全に読み切られ、失敗。一方、クロアチアは3人目こそ左ポストを叩いたが、残り3選手が成功させ、勝負を決した。

PK戦は運任せなところもあるが、クロアチアと比べて単純に質の部分で劣った感も。そんなPK戦をアラン・シアラー氏とアシュリー・ウィリアムズ氏が振り返っている。

シアラー氏は「彼らはPKを蹴りにいくとき、あまりにも淡白だった。ボールを強く蹴り込めたり、狙い通りにいった選手がいたのかわからない。ボールを置いて、コースを決め、思い切って蹴るものだ」と論じた。

一方、ウィリアムズ氏は「あのPK戦では日本に信念が欠け、クロアチアのような自信がないように感じた。前半が非常に良かったからタフで、残念だ。今大会を通じてもずっと素晴らしい存在だったしね」と評した。

また、シアラー氏は「最終的に経験がものを言った」とも語り、あのようなプレッシャーがかかる場数の違いが両国の差として今回の結果に反映されたのではと結論づけた。

「あの状況下のプレッシャーがどういうものなのか、経験者ならば知っているし、クロアチアの方がずっとうまく対処した。日本からすれば、非常に悔しい思いをしたことだろう。まるでPKの練習をしたことがないような感じだったし、彼らには大きすぎた」