モロッコ代表を率いるワリド・レクラギ監督が、6日に行われたFIFAワールドカップカタール2022・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)のスペイン代表戦を振り返った。6日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
今大会、モロッコ代表はグループFを首位で通過すると、6日に行われたラウンド16ではグループEを2位で通過したスペイン代表と対戦した。一進一退の攻防は延長戦を含めた120分間で決着が付かず、スコアレスのまま試合はPK戦に突入。モロッコ代表GKヤシン・ブヌ(セビージャ/スペイン)のセーブもあり、PK戦を3-0で制したモロッコ代表は史上初のベスト8進出を果たした。
試合を振り返ったレクラギ監督は「モロッコの人々にとって素晴らしいことだ。私たちは彼らにもっとこのような感動を与えたいと思っている。これまでの中で最高だった」と喜びを露わにした。
続けて、「スペイン代表は私たちをたくさん走らせてきたが、それは分かっていたし、上手く守備ができた。それに私たちのチームには世界最高のゴールキーパーがいた」とチームを称賛した。