フランス代表DFダヨ・ウパメカノ(バイエルン/ドイツ)が、イングランド代表戦への意気込みを語った。9日、フランス紙『レキップ』が伝えている。
優勝候補の一角としてFIFAワールドカップカタール2022に臨んでいる前回大会王者のフランス代表は、2勝1敗でグループD首位通過を果たすと、決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)ではポーランド代表を3-1で下し、ベスト8へと進出。10日に行われる準々決勝ではイングランド代表との対戦を控えている。
今大会ここまで3試合に出場しているウパメカノは同試合を前に、「イングランド戦に向けて計画を立てなければならない。まだ、ビデオを作ってはいないが、彼らはワールドクラスな選手ばかりだ。すべての選手が準々決勝でプレーしたいと思っている。誇りに思っているけど、まだ終わってはいない」と意気込みを語った。
そして、イングランド代表のエースであるハリー・ケインと対峙することが予想されているウパメカノは、同選手とトッテナムでチームメイトであるフランス代表GKウーゴ・ロリスからは「まだ助言をもらっていない」と明かしながら、「必ず話はする。ビデオが作られる予定なので、話し合う時間もあるだろう。でも、僕も彼のことは知っている。ボールを取りに来るストライカーであることもね」と警戒していることを口にした。
また、今大会で躍動しているイングランド代表MFジュード・ベリンガム(ドルトムント)について聞かれたウパメカノは、「彼が脅威だとは言わないが、非常に強力なチームだ」とコメントした一方で、ブンデスリーガのライバルクラブでプレーしている同選手との関係性も語った。
「彼のことはよく知っている。バイエルン対ドルトムントは戦争だからね。彼は経験を積み始めた非常に優れた選手で、すべての試合で信頼されている。中盤では非常に大きな戦いになるだろう。僕たちは(アントワーヌ・)グリーズマンや(アドリアン・)ラビオといった経験のある選手たちを頼りにしている」