涙のエースが心中を語った。
現地時間12月9日に行なわれたカタール・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメントの準々決勝で、ブラジル代表がクロアチア代表と対戦。スコアレスのまま突入した延長前半にネイマールのゴールで先制したものの、後半に追いつかれ、PK戦で2-4と敗北した。
試合後に号泣したネイマールのコメントを、ブラジルのメディア『globo』が伝えている。
「悪夢のようだ。何が起こったのか…信じられない。この敗北に長い間傷つくだろう。それがとても悲しい。ブラジルのファンのサポート、愛情、そしてすべてのチームメイトへの敬意に感謝したい。残念ながら、夢を実現できなかったけど、それも一部であり、それがサッカーであり、起こりえることだ。 今は家に帰り、嘆き悲しみ、敗北に苦しむ時だ」
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そうコメントしたエースは、代表引退については「申し訳ないけど、わからない。頭が熱くなって、まともに考えられないので、いま話すのは良くないと思う」と話している。
「代表のこと、自分が何をしたいのかを考えたいと思う。代表チームへの門を閉ざしているわけではないし、100パーセントを戻ってくるとも言えない」
10番の決断に注目が集まる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部