元日本代表MFの前園真聖氏が12月10日、自身のツイッターを更新。準々決勝でブラジルを下したクロアチアを称えた。
クロアチアは王国相手に劣勢だったが、GKドミニク・リバコビッチを中心とした堅い守りで対抗。スコアレスで迎えた延長戦で、105+1分にブラジルのネイマールに先制点を許したが、117分にブルーノ・ペトコビッチのゴールで追いつき、PK戦に持ち込む。
PK戦では、リバコビッチが相手の1人目、ロドリゴのシュートを止めると、クロアチアはキッカー全員が成功。4-2で制した。
そんな大激戦のさなか、前園氏はツイッターを連続で更新し、クロアチアの健闘を分析していった。
前半終了時には、「クロアチアが前半から攻守の切り替えが速く、押し込まれたらブロックを作り、奪ったらカウンター、行けなかったらポゼッションと多彩だ」、後半途中には「クロアチアのGKリヴァコヴィッチがブラジルの決定機をすべて止めている!」と綴る。
また、先制弾のネイマールを絶賛した後に、クロアチアが試合を振り出しに戻すと、「追いついたクロアチアに勢いがあるし、PKになるとリヴァコヴィッチがいます」と展望する。
さらに、試合後には「ブラジル敗退…。延長でのあのネイマールのゴールはかなりダメージがあったはずだが、ブラジルは1点を守りにはいるが、クロアチアはそこから、点を奪いに前に出ていく迫力と、粘り強さがクロアチアの勝利を引き寄せた」と解説した。
そして、勝利の立役者となった母国のディナモ・ザグレブに在籍するGKについては「リヴァコヴィッチはPKだけでなく、素晴らしいセービングをしていた。大会後はビッグクラブに移籍しそうだ」と期待を寄せた。
王国を撃破したクロアチアは準決勝でアルゼンチンと対戦。試合は日本時間13日の28時にキックオフ予定だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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