【FIFA ワールドカップ カタール 2022・決勝トーナメント準々決勝】オランダ2(PK3-4)2アルゼンチン(日本時間12月10日/ルサイル スタジアム)

オランダは最後の最後まで”リーサルウェポン”を隠し持っていた。アルゼンチンが2-1でリードする試合終了間際のラストプレー、すでにアディショナルタイムは目安の10分を超えていた。そんな状況でフリーキックを獲得したオランダは、誰もが予想だにしていないトリックプレーで試合を振り出しに戻してみせた。

【映像】まさにミラクル!トリックプレー劇的同点弾!

時計の針は100分を超えていた。ラストプレーにて、アルゼンチン代表ゴールの前でフリーキックを獲得したオランダ代表は直接シュートを狙うと思いきや、キッカーのコープマイネルスは壁の中にいたウェクホルストへとパス。アルゼンチン代表の守備陣も予想だにしていないプレーに対して後手を踏み、ゴールから至近距離で放たれたシュートが決まった。

ABEMAで実況を務めていた寺川俊平アナウンサーも「オランダ追いついた!なんとなんと、後半の終了間際、オランダがセットプレーで見せました!」と大興奮の様子で試合を伝えた。

この劇的すぎる同点ゴールにABEMA視聴者は「おもしれえええええええええええええ」「ここで直接狙わないで同点ってどんなシナリオだ」「こんなことある?」「用意してたんかあのプレー」「切り札を使った」と大興奮となった。

ゴールを決めたウェクホルストは、ヴォルフスブルクに所属していた2020/21シーズンのアルミニア・ビーレフェルト戦で似たようなトリックプレーからネットを揺らしている。もしかすると劇的な同点ゴールを決めた男のアイデアから生まれたサインプレーだったのかもしれない。

(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)