現地時間12月10日に行なわれたカタール・ワールドカップ(W杯)の準々決勝で、イングランドは前回王者のフランスと対戦。1-2で敗れた。
17分にオーレリアン・チュアメニのゴラッソで先制されたイングランドは、54分にハリー・ケインのPKで追いつく。しかし、78分にオリビエ・ジルーのヘッド弾で突き放されると、84分に再び獲得したPKをケインが失敗。準々決勝最大のビッグマッチで敗者となった。
1966年大会以来56年ぶり2度目の優勝を本気で狙えるタレントを抱えていただけに、ファンや関係者の落胆は隠せない。ただ、パフォーマンスを称える声が少なくない。名古屋グランパスでプレーした元イングランド代表のエース、ガリー・リネカー氏は、自身のツイッターでこう綴っている。
「再び胸が張り裂けそうだが、優秀なフランス代表に負けたのは恥ではない。2つのチームに差をつけるものはほとんどなかった。この素晴らしい若きイングランド代表は全力を尽くしており、さらに良くなる。彼らの時が来るだろう」
大会を通じてハイパフォーマンスを披露した19歳のジュード・ベリンガムのように有能なヤングタレントが少なくないだけに、4年後のリベンジに期待したい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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