グループリーグ、決勝トーナメント合わせて3試合に出場し好パフォーマンス
スコットランド1部セルティック所属の日本代表FW前田大然は、カタール・ワールドカップ(W杯)でも活躍し、決勝トーナメント1回戦のクロアチア代表との試合では貴重な先制ゴールを挙げた。惜しくもペナルティーキック(PK)戦の末、日本はベスト16で敗退となったが、高いパフォーマンスを発揮した前田に対し、英メディアも今後の活躍に注目しているようだ。
カタールW杯で日本代表の重要な戦力として招集された前田は、グループリーグ初戦のドイツ代表戦(2-1)、第3戦のスペイン代表戦(2-1)、そして決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦に出場。前線からの積極的な連続スプリントで日本のプレスの肝となっただけではなく、クロアチア戦では先制点も記録した。
そんな前田に対し、英メディア「GIVE ME SPORT」が今後の展望について注目。まずはW杯での前田の評価をおさらいし、元イングランド代表OBリオ・ファーディナンド氏がクロアチア戦での「彼は絶対的な生命線だった」と賛辞を送ったことを紹介した。
さらに移籍専門記者のディーン・ジョーンズ氏がインタビューで前田について言及。「ここ数年の彼のパフォーマンスは尊敬に値する」と称賛し、セルティックで「同じフォームを再現できるかどうか」が重要だと語る。
ここまでセルティックでは公式戦22試合で4ゴール4アシストを記録。前田の復帰戦は現地時間12月17日のリーグ第17節アバディーン戦の見込みだと記事では伝え、現在首位のチームでのキーマンになるとジョーンズ氏は考えているようだ。「タイトルを保持するために、特にW杯の日本代表の時ように高いパフォーマンスを見せることができれば、重要な役割を果たすことができるだろう」と前田に太鼓判を押していた。(FOOTBALL ZONE編集部)