クロアチア代表MFルカ・モドリッチ(レアル・マドリード/スペイン)が、13日に行われたFIFAワールドカップカタール2022・準決勝のアルゼンチン代表戦を振り返り、胸中を明かした。14日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。
試合は34分にリオネル・メッシのPKで先制されると、39分にはフリアン・アルバレスにもゴールを許した。さらに、69分にもアルバレスに追加点を奪われ、0-3で敗戦を喫した。
試合を振り返ったモドリッチは、「敗戦後のロッカールームはめちゃくちゃだった。負けたことは、とても悲しい」と、悔しさを露わにした。
続けて、「メッシがこのW杯で優勝することを願っている。彼は、史上最高の選手であり、それに値する」と悔しさの中でも、対戦相手であるメッシを称賛した。
また、32分に最終ラインの背後へ抜け出したアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスとクロアチア代表GKドミニク・リバコビッチの接触によってPKが与えられたことについても言及し、この試合で主審を務めたイタリア人のダニエレ・オルサート氏のジャッジを批判した。
「僕たちは問題なく試合をコントロールできていたし、レフェリーが僕たちに与えなかったコーナーキックと、僕たちには無かったはずのPKがすべてを変えた。信じられないことだった」と、PKの判定に対しては不満を隠さなかった。