今回のカタール大会が最後のワールドカップ(W杯)と目されるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシだが、チームメイトからすれば、まだまだやれると感覚があるようだ。イギリス『デイリー・メール』が報じた。

クラブや代表で数々の栄冠を掴み、言わずもがな、スーパースターのメッシ。35歳で迎えた今回のカタール大会を最後のW杯と位置づけて臨み、グループステージ初戦のサウジアラビア代表戦でまさかの黒星を喫しながら、見事なV字回復で決勝まで辿りついた。

自身最後のW杯を悲願の初制覇で彩るチャンスも巡るメッシだが、アルゼンチン代表の同僚である守護神のエミリアーノ・マルティネスは『Footballer Lives』で次の大会も十分に出られると話した。

「僕からすれば、彼なら50歳までプレーできる。シャープそうだし、見た感じも良い。彼は物事を簡単そうに見せられてしまうんだ。一番難しいはずなのにね。彼のシュートは素晴らしい。ボールじゃなく、こっちを見ながらポストやクロスバーに当てる。あの左足ったらね。小さいけど、とても強いんだ」

また、「彼のそばでプレーすることで、僕はより良いフットボーラーになれた」とメッシの話を続け、その存在を特別視した。

「彼からセルフィーを撮ってくれとお願いされたときは誇らしい瞬間だったし、家に飾ってある。彼は国を代表する英雄なんだ。人々は大統領よりもメッシを尊敬している」

「メッシの願いであれば、人々は24時間家にいるだろう。彼はNo.1でありながら、ハードワーカーだし、みんなにインスピレーションを与えてくれるんだ」

「それに、ナイスガイ。本当にナイスガイだ。エゴがない。彼に会ったら、エゴがないのがわかる。世界中の誰もが知る人物だから、会ったら握手して帰りたいくらいだ」