体調不良者が続出しているフランス代表だが、FIFAワールドカップカタール2022決勝への影響は少ないようだ。15日、フランス紙『レキップ』が伝えている。

 フランス代表は14日に行われたFIFAワールドカップカタール2022・準決勝でモロッコ代表に2-0で勝利を収め、2大会連続での決勝進出を果たし、史上3カ国目の連覇に迫っている。

 しかし、同試合ではフランス代表MFアドリアン・ラビオ(ユヴェントス/イタリア)が欠場したほか、ベンチ入りしたDFダヨ・ウパメカノ(バイエルン/ドイツ)やFWキングスレイ・コマン(バイエルン/ドイツ)らも体調不良を理由に出場機会はなく、起用できる選手が限られていたことが明らかになっていた。

 それでも、フランスサッカー連盟(FFF)の発表によると、すでにラビオとウパメカノは練習に復帰しており、18日に行われる決勝のアルゼンチン代表戦への出場は可能だという。

 なお、14日の夜に発熱があり、インフルエンザのような症状だったと報じられたコマンはまだ練習には合流していないものの、体調は改善した模様で、決勝戦には間に合うことが伝えられている。