クロアチアがモロッコに2-1勝利で3位、16強でクロアチアに敗れた日本に再脚光

 カタール・ワールドカップ(W杯)の3位決定戦が現地時間12月17日に行われ、クロアチア代表とモロッコ代表が対戦。試合はクロアチアが2-1で勝利して3位に輝いたなか、クロアチアに16強で敗れた日本代表の奮闘ぶりに再びスポットライトが当たり、SNS上では「実質3.5位?」「実質4位?」などの声が寄せられている。

 前半7分、クロアチアはフリーキック(FK)をゴール前に入れると、DFイバン・ペリシッチが体を大きくひねったヘディングでゴール前につなげたボールにDFヨシュコ・グバルディオルが飛び込んで電光石火の先制ゴールを奪った。直後の前半9分、モロッコは右サイドからのFKをゴール前に入れると、手前サイドで相手選手に当たって大きく浮いたボールにDFアクラフ・ダリが反応してヘディングで同点ゴールを奪う。

 そんななか前半43分に決勝ゴールが生まれる。敵陣で攻撃がストップされた後にMFマテオ・コバチッチが早い出足でボールを奪い返すと、ペナルティーエリア内の左サイドからMFミスラフ・オルシッチが技巧的なシュートを決めた。クロアチアが2-1でリードして前半を終えた。

 後半は両軍ともにチャンスを作りながらもゴールには至らず、クロアチアが2-1で勝利を収め、1998年フランスW杯の3位、前回ロシアW杯の準優勝に続く好成績を手にした。

 今大会の日本は16強でクロアチアと対戦。延長戦を含めて120分間の激闘を繰り広げて1-1のままPK戦に突入し、最終的にクロアチアがPKスコア3-1で日本に勝利していた。クロアチアと互角の勝負を繰り広げたことから、「日本ってもしかして強い??」「クロアチアおめ!引き分けた日本も誇り!」「日本はベスト4行けてた可能性ある」「日本実質4位?」「日本は実質3.5位?」などの声が続々と上がり、日本の奮闘ぶりに再び注目が集まっていた。(FOOTBALL ZONE編集部)