本田圭佑が3度目のワールドカップを闘い抜いた“可愛い後輩”を激賞した。

 36歳の元日本代表レジェンドは、カタール・ワールドカップ公式サイト『FIFA+』のインタビューに応じ、大会を通して感じてきたインプレッションを赤裸々に語った。そのなかで、大会の「ベストディフェンダー」にチョイスしたのが、森保ジャパンの主将である吉田麻也だ。

 本田は「もちろん今大会の最高の瞬間は、ドイツ戦とスペイン戦ですね。ファンスタスティックだった」と語り、2つ年下の吉田について、次のように想いを明かした。
 
「僕は彼がプロフットボーラーになる前から知っているんです。昔からスマートで、独自の哲学を持っていましたね。考え方に柔軟性があって、一方で頑固だったりするんですけど、そのふたつが上手くミックスされているんです。彼にオランダ(VVVフェンロ)に来るように薦めたのは僕でした」

 世界中に発信されるインタビューで、迷うことなく吉田の名を挙げた。若き日に名古屋グランパスで共闘し、互いに海外に活躍の場を移してからも刺激し合い、切磋琢磨してきた戦友同士。本田のコメントは、後輩へのリスペクトに溢れていた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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