ともすれば、見ている者の代弁となったかもしれない。
カタール・ワールドカップはアルゼンチンの優勝で幕を閉じた。同大会の全試合を無料生配信した『ABEMA』で解説を務めた元日本代表MFの本田圭佑は、表彰式の一幕で独特の見解を示した。
黄金のトロフィーを掲げる直前、メッシは薄手の黒いガウンのような上着を着せられる。そして、そのままチームメイトのもとへ歩み寄り、歓喜の瞬間を迎えた。
感動的な映像が流れるなか、実況の寺川俊平アナウンサーから心境を問われると、本田は「ちょっと視点が違くて…」と切り出し、メッシが着用している上着について「脱いだほうがいいんちゃう?」と答えた。
寺川アナから、開催国側のリクエストではないかとの説明には、本田はメッシの優しさに言及しつつ、「もう役目は果たした」「その画はもう撮った」と述べるなど、ユニホーム姿でのトロフィーリフトが見たかったようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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