“即答”が脚光を浴びている。

　現地時間12月18日、カタール・ワールドカップの決勝戦が開催。アルゼンチン対フランスの一戦を、『ABEMA』が無料生配信した。

　実況は寺川俊平アナウンサー、解説は元日本代表MFの本田圭佑。大会を通じて“名コンビ”とも評された２人は、この日も息の合ったやり取りを見せる。

　後半の途中に、本田がフランス代表MFについて寺川アナに質問。「ラビオってユーべの時のプレースタイルを分かっていないんですけど、めっちゃ守備型なんですか？」。

　早稲田大のア式蹴球部出身の元GKは、よどみなく話し出す。

「守備範囲が広いけれども、攻撃参加にも持ち味がある選手です。ただ、去年のユーロでは緊急事態的に左サイドバックが一時的にいなくなった試合があったんですね。その時は左のサイドバックに入ったり、あるいはウイングバックをやった試合もありました。そういう意味では、守備の能力はかなり評価しているんだと思います」
 
　この寺川アナの詳細な説明に、SNS上も大盛り上がり。

「情報量すごいな」
「有能すぎる」
「詳しすぎてビビる」
「解説より解説してる」
「知識量がえぐい」
「よく答え切ったなぁ、詳しい」
「本田の疑問全部答えてるやん」
「スラスラと答えられる辺り相当詳しいな」
「本田以上にAbemaで見る理由かも」

　本田の独特な視点による解説はもちろん、寺川アナの博識ぶりも『ABEMA』での中継を大いに盛り上げた。

　なお、決勝戦は延長戦を含め120分を戦って３－３のスコアで決着がつかず、PK戦の末にアルゼンチンが勝利。36年ぶり３度目の世界制覇を果たした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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