カタールW杯日本代表MF鎌田大地(26)はアイントラハト・フランクフルトとの契約が来年6月までである中、MF香川真司(33)の元所属クラブであるボルシア・ドルトムントへ移籍する可能性が浮上。ローマやトッテナム・ホットスパー、バルセロナからの関心も伝えられているが、フランクフルトの幹部が同選手の退団報道に言及した。

 鎌田大地の去就については、カタールW杯開催期間中にミランやローマ、トッテナム・ホットスパー、アーセナルなどが移籍先候補浮上。イタリアメディア『Sportitalia』は今月15日に「鎌田大地はドルトムント移籍へかなり近づいている。来年6月にフランクフルトと契約満了を迎えたこの日本代表選手にはローマをはじめセリエAの複数クラブも関心を寄せた。しかしドルトムントは移籍金ゼロで彼を迎え入れる準備が整っている」と伝えていた。

 またドイツメディア『ブンデスリーガ・ニュース』も「ドルトムントが鎌田大地の争奪戦を制したようだ。この日本代表選手はドルトムントにフリーで移籍するという意思を固めており、移籍は間もなく完了する」と報道。

 一方でドイツメディア『フースバル』は「『Sportitalia』の報道は当分の間、慎重に扱われるべきだ」と懐疑的な見方を示しているほか、フランクフルトの地元紙『フランクフルター・ルントシャウ』はバルセロナ移籍の可能性を報じている。

 そんな中、フランクフルトのマルクス・クレシェSD(スポーツディレクター)が『フランクフルター・ルントシャウ』のインタビューに対応。来年1月の移籍市場における補強計画を聞かれると「基本的に、我々はどの選手も手放したくない。あまりプレーしていない選手を1人か2人貸し出すことはあるかもしれないが、重要な選手を売ることはない」と現有戦力の維持に努める方針を明かす。

 そして鎌田大地をはじめ来年6月に契約満了を迎える選手の去就については「多くの選手はコントロールできるが、中にはそうでない選手もいる。そういうものなんだ。でも、大きな混乱はないと思う。我々は継続性を保ちたいんだ」とコメント。具体的な言及は避けたものの、同選手が今季限りで退団する可能性を示唆した。

 なお鎌田大地本人はカタールW杯開幕前、ドイツメディアのインタビューで「今季はフランクフルトに残りますよ。この冬に他のクラブと交渉する可能性があるとしても、すぐに去ろうとは思っていません。(オリバー・)グラスナー監督と今シーズンはフランクフルトで終えたいと話していますしね」と、今冬残留が既定路線であることを明かしている。